はじめに
私は少なからずFX業者のスワップ支払い逃れがあると思っていますが、被害妄想かもしれません。
記事中に出ている業者が必ずしもそうとは限りません。
FX業者のスワップ支払い逃れ手法
手法1.レートのスライド
「付与前のレート水準」と「付与後のレート水準」をずらします。
2019年4月25日クローズ(4月26日早朝)は、
EUR/USDで売りスワップポイントが9日分付与される日でした。(SBI FXトレードのみ)
まずは、どこよりも低いレート(SBI FXトレード)で
ショートポジション(売りスワップ)を取りにくくにします。
売りスワップ付与後(2019年4月26日06時頃)
上がSBI FXトレードのEUR/USD
中央がが外為どっとコムのEUR/USD
下がGMOクリック証券のEUR/USD
スワップ付与が終わると、どこよりも高いレート(SBI FXトレード)でスワップ付与分を打ち消します。
(2019年4月26日22時追記)
SBI FXトレードのEURUSDレートは、独自の計算方法でレートを算出している可能性あり?
ただし、業者間のレート差は多少変動するものです。
スワップ支払い逃れの為にずらしたかどうかの判断は難しいです。
手法2.付与日の狙い打ち減額
付与日数が多い日に合わせて、スワップポイントを下げます。
TRYJPYの買いスワップ(2019年、みんなのFX)を見ると、
120円が長く続いていたにもかかわらず、
付与日数の多い4月25日に合わせて段階的に減少していることが分かります。
ただし、スワップポイント自体は変動があるものです。
スワップ支払い逃れの為に下げられたのかどうかの判断は難しいです。
手法3.スプレッドの拡大
スワップが付与される前後の時間でスプレッドを広げ、ポジションを取りづらくします。
また、付与直後の決済もしづらくします。
ただし、スワップポイントが付与される早朝は元々スプレッドが広がりやすい時間帯です。
スワップ支払い逃れの為に拡大されたかどうかの判断は難しいです。
おわりに
スワップ支払い逃れの為か、マーケット状況の変化によるものか分かりにくい事は、
支払い逃れをする側にとって都合が良いのではないかと思います。
もし客が見えにくい形で不利益を被っているとすれば、信用できない不誠実な業者なのかもしれません。
ご注意
※執筆時現在の情報を元にしていますが、気分次第で加筆や修正もします。
※あくまで個人の見解であり、記事内容の正確さを保証していません。
※最新の正確な情報は業者のサイト等で直接確認の上、取引等を行う場合にも自己責任で行ってください。
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記事更新履歴
・2019年4月26日 記事公開
・2019年4月26日 複数回の記事修正、はじめにを追加
・2019年4月27日 記事修正
・2019年4月28日 ご注意文章修正